仕事をする目的を考える

Venus Arkの川口真帆です!

突然ですが、あなたは何のために仕事をしていますか?

この質問に、すぐに答えられたあなたは、この先は読まなくてOKです。

すぐに答えられなかったり、答えはしたもののモヤっとしたものが残る方には、今回の内容は役に立つかもしれません。

目次

なぜ今、仕事をする目的を考える必要があるのか

結論から言うと以下の2点が大きな理由になりえます。


①人生の4分の1以上というたくさんの時間を費やしていくものだから
②働き方の多様化により、選択の幅が広くなり迷いやすい状況だから


一生のうち、仕事に費やす時間は約10万時間!

80歳まで生きるとした時、全体の4分の1は仕事に費やし、20〜60歳の体力、精神力が充実した期間には約半分の時間を仕事関連の物事に時間を費やしているという計算結果も出ています。

また、新型コロナウイルスの流行が始まってから、急速に働き方の多様化が意識され、それとともに仕事や将来について考える社会人が急増しています。

多くの方は、最近になっていきなり働き方を意識し始めたような感覚かもしれませんが、実は、私が社会人1年目の2012年の頃からじわじわと変化し始めていました。

コロナや経団連会長の終身雇用終了の発声などにより、これまであまり問題視していなかった層の社会人が、会社員以外の働き方を意識せざるを得ない状況になっているのだと推測できます。

こんな状況だからこそ、あなたが仕事をする理由を明確にしておくことでこれからのキャリアにおける選択肢が見えやすくなるのです。

仕事をする目的を見つけるための3つの行動

仕事の目的をひとりで考えて出てくるくらいだったら、先輩方はもっと活き活きと働いているはずですが、現実は死んだ魚のような目で通勤する大人が溢れています。

何をどう考えたらいいか分からず、日々の仕事をこなしているだけで精一杯で、あっという間に年月は過ぎていき、気がつけばもう選択肢のない崖っぷち、なんてことが現実。

そうならないために今からできる3つの行動をお伝えします!

①たくさんの人の経験談から分析する

他人の人生観を知ることは非常に有効ですが、知るだけでは不十分です。

知った後、その人の人生に対して自分の意見を持ち、アウトプットしてください。

最近よく聞く〈自分軸〉という言葉の正体は〈自分の意見〉です。

近年、みんな違ってみんないいという考えが浸透しつつありますが、この考えをどんな時にも反映してしまうと、一生人生でやりたいことなんて見つかりません。

誰にみられるわけではないので、人の人生に自分の意見を持ってみてください。

そこにあなたの軸が隠れています。

②目的のための犠牲を許容する

なんでもかんでもいい感じに手に入れようとするのもいいですが、それが足かせとなって結局何も行動できず、欲しいものも手に入れられないなんて結果をもたらすことがよくあります。

よく言われているような優先順位を決めるくらいではよくわからなくなるので、優先順位を決めたらその上位1位のもの以外は拘らないくらいに思い切って選択肢を絞ると、結果的に幸福度の高い選択になるのでおすすめです。

何ひとつ失うものなく新たなメリットを享受しようなんて、棚ぼたの儲けもんだと思っておいてちょうどよかったりします。

③第三者と壁打ちをする

自分のことは自分が一番わかっていると思っていても、実際は自分のことが一番わからなかったりします。

自分のいいところを言ってみて?と言われても自分ではわからないけど、近しい友人の方があなたのいいところを知っていたりします。

誰でもいいので、お話ししやすい人に仕事についての考えを思うがままに語ってみてください。

そうすると、自分でも認識していなかった自分の意見がスルスル出てきたりします。

意識しなくても出てくる言葉があれば、それはきっとあなたの本心だったりするのです。

頭の中で考えられる量には限界があります。

うまく話せなくていいし、ゆっくりでいいから声に出して話しをするだけで、自分のことがどんどんわかっていきます。

口に出して自分のことを話すなんて、社会人生活の中ではあまりないことでしょうから、意識的にそういった場を設けることで、もしかしたら今までよりも少し好きな自分に出会えるかもしれません。