【2023年最新】これからITスキルを身に着けるならどの領域?

こんにちは!VenusArkの川口真帆です!

副業やフリーランス、1つの会社にとらわれない自由な働き方が注目を集めています。

そんな中、仕事としてはパソコン1つでできる仕事が人気ですね!

例えばエンジニアや動画クリエイターなど。

ITの特定の領域でスキルを身に着けて、その専門性を活かして仕事をする。

ただITのスキルといっても未経験の方はITの分野でどんな職種があるのか、どんな特徴があるのか分からない!という人は多いと思います。

今回はそんな方に向けて、エンジニア、デザイナー、動画クリエイターの3つの職種について、

・未経験から目指す難易度

・職種の需要と収入事情

・働き方

を中心に現場の話を交えて解説していきます!

目次

全体像

まず最初に全体像をまとめました。

エンジニア、デザイナー、動画クリエイターを難易度、収入、働き方で整理してみました。

最初に断っておきたいのは、上のまとめはあくまで傾向としてということです。

例えば、動画クリエイターの収入は低め~普通としていますが、もちろん高収入な人も中にはいます。絶対ではないということを踏まえて1つ1つの職種を見ていきましょう。

エンジニア

まずはエンジニアからです。

未経験から目指す難易度ですが、正直これはどんな職種でも難しいです。技術職なわけですからどんな職種でも相当な努力は必要です。

“難しい”中でもエンジニアは比較的易しい方だと思います。

その理由は、仕事にするレベルで考えるなら、エンジニアはセンスより論理なので、努力でなんとかなるというのが1つ。

そして圧倒的に人手不足なので、スキルが高くなくても求められる領域があるからです。

例えばインフラエンジニアなどは未経験でも目指しやすい良い例です。

▼インフラエンジニアについての記事
事務職から3年でフリーランス、5年で年収800万になる方法

エンジニアは本当に人が足りません。

でもIT業界はどんどん成長しています。

世界で一番大きな会社といえば…Google、Apple、Amazon、Microsoft、Facebook…

全てITで成功した会社ですよね。

そんな成長著しい(儲かる)業界で、人が足らないので、エンジニアの賃金はどんどん上がっています。

フリーランスだと平均月収60万円くらいです。時給7000円なんて仕事もあります。

また、エンジニアは自由度の高い働き方をしやすい職種です。

リモートワークやフレックス(働く時間を自分で調整する)はフリーランスでなく会社員のエンジニアでも実現しやすいです。

その理由の1つに比較的長期(半年~1年)の単一の案件に取り組むエンジニアが多いことがあります。つまり短期の案件を複数掛け持ちすることは少ないということです。

そのため、頻繁な打ち合わせによる移動や、掛け持ちによる時間の圧迫が少なく、安定した働き方ができます。

未経験でも目指しやすく、収入も高く、働き方も自由、と良いことずくしのエンジニアですが、他の職種に比べて目指す人は多くありません。

それは未経験者のなじみがなく、イメージが湧かないからです。

YouTubeが好きで動画クリエイターを目指す人はいても、アプリが好きでエンジニアを目指す人はそんなに聞きません。きっかけになりずらいということですね。

また、なじみがない結果、とてつもなくハードルが高く、自分には向いていないと思われてる方も多いです(実際のハードルは他と変わらなくても)。

そうはいっても年収を上げたい、PC1つで自由な仕事をしたい方にとって是非とも検討をおすすめしたい職種です。

デザイナー

次にデザイナーです。

デザイナーは未経験から目指すことが”難しくなった”職種です。

その一番の理由は、画期的なアプリやソフトの登場によりデザインのハードルが非常に下がったからです。

コードを書かなくても無料でデザイン性の高いホームページが作れるwix。

テンプレートを編集するだけで簡単にデザインができるcanvaなどなど。

昔であればお金を払って人に依頼していたものが、お金を払わず自分で作れるようになりました。

なので、ソフトが使える程度で仕事にすることは難しく、サラリーマンの副業くらいにしかならないでしょう。

そういうことから、デザイナーの差別化の要素はデザインができるという”技術”から、高い”デザイン性”やデザイナー自身の”ブランド力”に変わってきてるように思います。

デザイン性が高い、つまりセンスが良く、ブランド力、つまりSNSなどで人気のデザイナーはしっかり高い収入に結びつけています。

そのようなデザイナーであれば、リモートワークやフレックスといった場所や時間の自由度が高い働き方ができると思います。

ただ、ある程度短期の仕事が多いことから、仕事が立て込んだ時は、時間の融通はなかなか利きにくくなるでしょう。

またフリーランスであればSNSなど、活動の発信のための時間も必要です。

これらは動画クリエイターにも当てはまることです。

動画クリエイター

最後に動画クリエイターです。

スマホアプリで動画編集ができたり、ハードルは下がりつつありますが、デザインほどではない感覚です。

ただ動画クリエイターは他の職種よりも圧倒的に人気です。

YouTubeが普及し、YouTuberという働き方もメジャーになった今、その世界で編集の仕事をしたい人もわんさかいます。

ここ数年は、動画編集の仕事を依頼したい!人より動画編集の仕事をやりたい!人が上回ってるように感じます。

そんなライバルが多い業界で仕事をし、生き残っていくためには、ライバルより高い専門性を提供できるか、ライバルより安い報酬で引き受けるかです。

後者の人が多いので、動画クリエイターの平均的な収入は高くはありません。CG、3Dのような特定の専門性が高い前者のパターンではそこそこ収入も高く安定しているかと思います。

そんな動画クリエイターの働き方ですが、編集だけでなく撮影をやるのかで大きく変わってきます。

撮影をする場合、クライアントのところに出向かなければいけないので場所や時間の自由度は下がります。

撮影をしなければ、場所や時間の自由度は上がりますが、仕事の幅は狭くなります。

現状フリーランスで活動している動画クリエイターは編集も撮影も両方できる人が多い印象です。

今まで見てきたようにデザイナーや動画クリエイターは仕事の特徴としてはエンジニアより魅力的ではない部分もあるかもしれません。

しかし、未経験者にとっては今まで好きだったものを仕事にできるというきっかけをつかみやすい職種だと思います。

最後に

今回はITスキルを身に着けるをテーマに3つの職種について比較してみました。

人によっては何十年の仕事や働き方になることですから、たとえある職種一本で考えていたとしても、他の選択肢についても検討し、最終的な判断をすることはとても重要だと思います。