残り2496週間をどう使うか

目次

私たち人間の時間は、想像以上に短い。

年間約52週間なので、仮に80歳まで生きるとすると、4160週間となり、32歳の私は、1664週間を使ってきましたので、残り2496週間。

すでに40%を消費しているということになります。

年齢を重ねると時間の経過は早くなる傾向にありますので、実際はもっと短く感じることでしょう。

人は、情報の多さで年月の経過を測っていると言われており、新しい経験が減ると時間の経過が早く感じるようにできています。

社会人になり、毎日のルーティーンが多くなり慣れてくると、日々の時間が滑るように早く過ぎていくのです。

そんなあっという間に過ぎていく限りある時間を、どう使えば有効活用と言えるのか、そんな問題に立ち向うための方法をまとめてみます。

①時間の効率化を感覚的に考えない

人というのは、暇な時間を恐れ、とにかく予定を埋めたくなるようにインプットされていて、時間が開くとなんでもいいから目の前のできることで埋めようとします。

これは、部屋を広くすると、とにかく隙間を埋めたくなって物をたくさん買ってしまう心理と同じです。

時間がもったいないから、「何もやらないよりましか」精神で、目の前の楽しいことに時間を使ってい、現実から目を背けることになります。

(現実から目を背け続けた先には、逃げたかった現実がやってきます。)

この話は、②に繋がってきますが、先にあなたが本当にやりたいことのために時間を使い、それが達成できた後にSNSなどに時間を使うという優先順位を意識しておくことが重要なのです。

②全てできるという幻想を捨てて目標を絞る

あれもこれもやりたい、ではどれも中途半端になるのが関の山。

目標を絞るのに効果的なのは、一旦立ち止まることです。

暇を作り、本当に達成したいと思っていること、先延ばしにしてきたことを書き出してみることです。

私の場合は、ネガティブなことをイメージする方が簡単だったので、「将来こうなりたくないな」というところからやるべきことを見出しました。

書けるだけ書き出して、その中の重要だったり明確に揺るがないものを3〜5個選ぶと良いですね!

選択肢を増やすのではなく、むしろ絞り込み、優先的に時間を投じていく。そして達成したら次の優先順位のものに時間を投じていく。

「色々やろうと思っていたのに、結局何もできてない」はもう終わりにしましょう。

③先に時間を取っておく

時間で例えてもわかりずらいので、お金に置き換えてみます。

25歳のあなたが、最重要目標として60歳で1億円貯めたいとした場合、「お給料を受け取って生活した残りを投資にまわそう!」と考えていると、だいたいは残りません。

そこを思考の転換をし、「お給料を受け取ったら必ず投資に5万円回す」とすると目標達成に確実に近づきますね!

※ちなみに25歳から毎月55,000円を年利7%で35年運用すると1億円達成できる計算になります。

これと同じように、優先順位の高いものは、先に取り組む時間を決めておくことが本当の有効活用につながります。

④目標達成のための環境を整える

人は環境の生き物と言われる通り、環境に順応する能力を持っています。

特に日本人は、周りがやっているのに自分ができていないという状況では、勝手にプレッシャーを感じて行動し始めたりもします。

これを利用するのです。

うちに来るエンジニアの卵たちは、強制的にスキルアップできる環境を求めて来ています。

みんなが当たり前に勉強している姿を目の当たりにすることで、意外に頑張れてしまうもの。

根性で頑張ろう!は、人並外れた集中力や根気強さが必要なので、まずは言い逃れできない環境を整えると、少ない労力で無理なく有意義に時間を使える確率が上がります。

今回は、時間を有効活用するための方法を4つご紹介しました。

今からできるものが見つかったら、すぐにでもトライしてみてください!