迷いのない人は〇〇をしている。

Venus Arkの川口真帆です!

先日、キャリア相談を受けた際、相談者様が「迷わずサクサク決められる人みたいになりたい」とぽろりとこぼされていました。

それをきっかけに、そういう方とそうでない方の明確な違いはなにかを考えてみました。

その結果、とてもシンプルな法則があることに気がつきましたので、書き留めておきますね!

目次

迷いの正体

まずは“迷い“というものを理解することから始めましょう。

調べてみると、このように意味付けされています。

1に書かれているように、迷いの正体は「心の乱れ」なのです。

乱れないよう日々コントロールすることが、咄嗟の迷いを減らすことに繋がります。

世界の偉人たちは、迷いを無くし、より生産性を上げることを真剣に考え、習慣化しています。

それほどまでに迷いは人生に大きな影響を与えることを理解しているのです。

乱れのコントロールのためには、どのようなことを考えておくことが必要なのか。

以下の方法を実行すれば、今日からあなたも素早い判断と行動ができるようになります。

①行動の目的を明確にしている

人が行動するとき、そこには必ず目的があり、それを達成するために自分の時間と労力を費やしています。

なんとなくやっていると思っていても必ず目的はあります。

「その目的がなにか」を明確にしておくのです。

仕事を例に考えてみましょう。

仕事で得られることを書き出してみると、項目は意外と多くないことに気が付きます。

・お金
・スキルや経験
・やりがい
・社会的価値

こんなところでしょうか。

目先の目的を決めるのであれば、この中のどれを最重要項目としておくのかを決めておくだけでも、日々の行動の変化を実感できます。(組み合わせるのもOKですね!)

より有意義なものにしたいのであれば、中長期的な目標を定め、それを達成するための目先の目的設定ができると、より納得度の高い決断ができるようになります。

ちなみに私が会社員だった頃に働く目的として意識していたことは、主に社会的価値・お金が上位を占めていました。

今もほとんど変わらず、芯になっている部分です。

①自分がやる価値を感じられること→社会的価値の向上
②時間<お金→寝る間を惜しんででもたくさん稼ぐことで、スキルが身につき、①にもつながる

②自分に必要な利益を認識している

人は基本的に、“自分にとって利益になること“を選択します。
※ここでいう利益とは、金銭的なものだけではありません。

今の仕事で、もしある日突然「今月から給料0でお願いします!」と言われたらどうしますか?

どんなにやりがいがあって社会貢献度の高い仕事であっても、大半の従業員は辞めるでしょう。

通常時は、「なぜ仕事をするのか」と聞かれれば「やりがいがあるから。」「素敵な人たちと仕事ができるのが楽しいから。」「お客様にありがとうと言われるのが嬉しいから。」などという理由が出てくるでしょう。

素敵な理由ですし、大事にしていきたいですよね!

ここで大切なのは、その裏にある大前提「給料をいただいて生活を維持するため」を認識すること。

このような “ 本心 “ や “ 大前提 “ を理解しておくことで、あなたの大事にしたいことを大事にできる選択肢を選べるようになります。

あくまであなたひとりが認識していれば良いので、罪悪感などを感じる必要もありません。

自分の大事なものを大事にするのは当たり前ですので、自信を持って明確な目的として認識しておきましょう。

③決め癖がついている

これがもっとも重要と言ってもいいくらいに重要すぎるポイントです!

頭の中で考えられる容量には限りがあります。

考え事をいつまでも残しておくと、いずれキャパオーバーとなり、なにも決めないままにもやもやとストックされ続けることになるのです。

どんどん答えを出して、常に頭の中を整理して余白を作っておくと、思考が働きやすくなります。

頭の中が未解決の考えごとや悩みに占領されていると、余白が少ないので混乱を招く。
一つの悩みに対して素早く思考し決定事項としてストックしておく!
これを繰り返し、常に頭をクリーンに保つ!

考え事をそのままにしておくのではなく、毎回答えを出してストックしておくのです。

・Yes・Noだけでも良いからとにかく決めておく。
・考えてもしょうがないことは考えない。
・ひとつのことに時間をかけすぎずとにかく決める。

などとルールを決めて、どんどん決定していきましょう!

これは仕事に限らず、生活のどんな場面でも活用できますので、ぜひ今日から実践してみていただきたい考え方です。

④パターンをあらかじめ想定して決めている

迷わず意思決定している人は、「実は事前に決めてある」なんてことはよくあります。

全てその場で決めなきゃいけない!なんて決まりはありませんから、想定できる物事に関してはあらかじめ考えておくのです。

そして③の考え方をもとにある程度方向性を決めておく。

料理でいう下ごしらえみたいなものですね!

先を予測する力や想像力が鍛えられますので、こちらも全社会人に取り入れていただきたいです。

いかがだったでしょうか。

迷いを減らすことは、人生単位で見ると生産効率を大きく左右します。

これはスティーブ・ジョブスをはじめ、ジェフ・ベゾスやビル・ゲイツなどの世界の偉人たちもその重要さを証明しています。

あなたの人生に迷っている暇はありません!

その時間を生産的なものに変えていくために、4つの工夫のうち一つに決めて(早速決めぐせの練習です!)実行してみてください。

人生が変わっていくのを実感できるはずです。