“行動力”は才能ではない

Venus Arkの川口です!

私は会社員を5年経験したのち、会社を辞め独立しました。

この話をすると、「行動力すごいですね!」と言われることがあり、それ自体はとても嬉しいことなのですが、いまいちしっくりこないなと毎回思ったりしています。

というのも、私自身が3日坊主常習犯の人生を送ってきましたし、独立や起業も、ワクワクする未来を手にするためにする行動が楽しくてやっていたという感覚だったから。(これが傍から見ると行動力ある状態)

3日坊主常習犯の私が、「行動力がある」と言われる状態になったことには理由があり、自然発生したのではなく意図的に行動したくなる状態を作ったと自覚しています。

偶然でも才能でもないからこそ、誰でも行動できると本気で思っています。

今回はそんな【 行動力 】について解説します。

目次

1.行動力の意味

行動力の意味を調べると、このように定義されています。

一見、“ ある目的のためにとにかく何がなんでも行動に起こす力 ”のようにも読み取れます。

自称行動力のない人と行動を起こせる人の違いは、解説文の中にある「積極的に行動」という部分の解釈の違いが大きいと考えます。

行動できる人とできない人の違い

結果からお伝えすると、もっとも大きな違いは「具体性」です。

行動できない人は、なんとなくのイメージや思い込みで行動を制限している場合がとても多い。

行動できる人は、思い込みや常識を疑い、目標を達成するために必要な情報を集めるのが上手なので、どんどん動きたくなっていくのです。

行動できない人はここで止まっていることが多い
行動できる人は具体に落とし込む

実際に私自身が会社員時代に考えていた具体化の例がこちらです。

働き方に悩んでいた状態を抜け出したときのものです。

漠然と仕事について考えていたことを、行動まで具体化しています。

※一部簡略化しています。ご了承ください。

必要なのは現実的に未来を描くための材料集め

前章では具体的な例を交えて細かく書きましたが、要するに何をしているかというと、ワクワクする未来を手に入れるために必要な材料を集めているのです!

人は本能的に、自分の命を守るため、新しいことに挑戦するときに不安を感じるようにできています。

一昔前までは、新しい挑戦をしなくても難なく生活ができていた。

しかし今は、ひとりひとりに柔軟な変化が求められています

将来の選択肢が以前より広がっている中、もしあなたに憧れちゃうような理想があるなら、それに向かうあなたに立ちはだかる漠然とした不安や、わからないことを具体的にしていくことをお勧めします。

まずは疑問を持つことから!

解決の糸口は、あなたの思考にひそむ思い込みや刷り込まれてきた常識に疑問を持つことで掘り起こされます。とにかく何にでも疑問を持ってみましょう!

例えば…
・転職したいけど、今の会社に3年はいた方がいいよなー
 ▶︎昔から言われていることだけど、なぜ3年なんだろう?
  今の時代や自分の状況に合った考えなのだろうか?

・エンジニア目指したいけど、難しそうだな
 ▶︎今の仕事はできるようになったのに、なぜこんなに難しく感じるんだ?
  これまでどうやってできるようになってきたっけ?

・やりたいことがない
 ▶︎そもそもやりたいことってなんなんだろう?
  仕事じゃなきゃいけないと思い込んでたけど、それ以外でも
  いいのでは?大きなことじゃないといけないと思い込んでたけど、
  小さなことでいいのかも!

今日からできる「すべてのことに疑問を持つ」
ぜひやってみてください!